山行期間 | 3/20夜~3/23 |
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メンバー | 西野、関田、本田 |
山行地域 | 八ヶ岳 |
山行スタイル | 積雪期登攀 |
我々にとっては、今季二度目となった八ヶ岳。
3月の八ヶ岳は、すっかり春の陽気でした。
3/21(金)風雪
まずは初日、寝不足なのでのんびり起床し、南沢大滝で軽く足慣らし。
≪南沢大滝≫
右の少し傾斜の緩い所から、西野さんリードでトップロープを張る。
氷は厚く、まだまだシーズンは続きそうです。
トップロープで、各々のラインでトレーニングする。
それぞれ3本ずつ登った後、左の緩傾斜を使って関田さんもリード初体験。
見てる方が緊張しましたが、本人は落ち着いていたらしい。
昼過ぎには切り上げて、明日の本チャンに備えて赤岳鉱泉で幕営。
3/22(土)快晴
私の経験上珍しく、アタック日和。
目指すは大同心ルンゼ~小同心クラック。
まずは大同心ルンゼ。
赤岳鉱泉から約30分の歩きで、核心部の大同心大滝に到着。
≪大同心ルンゼ≫
中段の緩傾斜帯はノーザイルで。
本田リード。
弱点の左の凹角から登攀。
格好良い!
簡単な雪壁が少し出てくる程度で、30分位で大同心稜に抜けました。
その後、小同心クラックに向かいましたが、この日は3連休の中日。
しかも絶好のコンディションとあって、6パーティー待ち。
こりゃだめだ、と言うことで、予備ルートの大同心南稜に引き返しました。
≪大同心南稜≫
左に大きくトラバース後、凹角を直上。
温かくて、薄いグローブで登れたので、簡単過ぎて物足りない。
正規ルートは右上する凹角だが、簡単過ぎて物足りないと、あえて直上。
ただの歩き。
バンドをトラバース後、簡単なクライムダウン。
あまりにもあっけない終了。
まだお昼前なので、ゆっくりと雄大な景色を堪能した後、下降開始。
途中、行きたかった大同心雲稜ルートの取付きを確認する。
下からだとルートが判然としない。
うーん、フリーで行けるだろうか…
BC下降が早かったので、この日の午後は暇を持て余しました。
3/23(日)晴れ
この日は、昼頃まで赤岳鉱泉のアイスキャンディー!
を予定していましたが、なんとダブルロープでは不可とのこと。
以前は登らせてもらえたのに…
40m以上のシングルロープが必要(貸し出しなども無し)なので、皆様ご注意を。
と言うわけで、まっすぐ下山。
昨日のうちに下山しておけば良かった…