山行期間 | 2014.3.21-22 |
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メンバー | NGS,NKZ |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | 雪山ピークハント |
数年前登った時、頂上からの景色が素晴らしかった霞沢岳。
今回は最短距離の西尾根から。
そして天気予報は雪マーク=新雪
ワクワクドキドキしながらの出発です。
1日目(小雪)
昨夜から降り出した雪で、朝起きたら道の駅『ななもり清見』はうっすら雪化粧。
ううむ。今回の核心でもある平湯温泉までの道。
途中でタイヤチェーンを巻き、なんとか到着。ホッ。
バスターミナルの片隅に駐車させてもらい、11:05のバスで中の湯へ。
久しぶりの釜トンネル通過です。時々トラックも通過。
トンネル抜けて、管理センターの看板を右に曲がると取り付き。
いきなり急登。しばらくするとまた急登。
誰も入ってないような?
微かな踏み跡とピンクテープにクンクン鼻をきかせズンズン進む。
しかし風が強い。前線が通過しているのだな。
急登で高度を稼いで約2時間。
1900m辺りでテント発見。
私たちも近くに設営。
2日目(快晴)
穂高連峰がピンクに染まっている。感動の朝。やる気アップ。
まずは、新雪ラッセル! ウヒョーこの感覚。これぞ雪山!
1940mの岩峰をトラバースして急登ラッセルでググッと上がる。
そしてテント発見。朝の挨拶をしてドンドン行きます。
上部にもう1テント。ここからはトレースをいただいて、しばらくすると合流。
お礼を行って先に行かせてもらい、休憩してる時に先に行ってもらい、樹林帯を抜けるところで先行させてもらう。
そしてリッジ。新雪が美しい。
続いて岩峰。ていねいに登る。
さらにリッジ。きれいにトレースがついていく。
頂上に向けて最後の登り。風紋が美しいラインを描いている。
9:15 頂上着。
正面に穂高連峰。
これぞ霞沢岳。
360°見渡せるすばらしい景色。
他のパーティとも笑顔でコンタクト。
堪能したら、元来た道を戻ります。
リッジも岩峰も10数人が通ったので、通過しやすくなっていました。
無事に幕営地着。
ニッコリ。でもここからは既に昨日のトレースは消えていて・・・慎重にルートファインディング。
が、一度違う方向に下りかけて、危ない危ない。
登る時、時々振り返って下りのルートを確認していたのだが。。。
時々ズボッと足を取られつつ、だんだんダンゴがつき始め、コンコン落としながら、
ピンクテープをたどっていく。
梓川が近くに見えてしばらくすると、ようやく事務所の建物が見えた。
少し先の電柱のところからはたくさんの踏み跡があって、そこから林道に向かって下降。
春の日差しが、昨夜の雪を溶かしていました。
車道に出ると、上高地方面から歩いてくる人がチラホラ。
私たちもテクテク中の湯へ。
いろいろ楽しめた霞沢岳西尾根。
ありがとうございました。