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三ノ沢岳 あなただったのですね13/10/24

山行期間 2013年10月12日夜発~14日
メンバー ITN TGA MYI
山行地域 中央アルプス
山行スタイル 秋山縦走


72期3名で秋山縦走に行ってきました。
「どこの山に行こうか」といろんな案が飛び交い、まとまらなさそうと思いながら
ようやくまとまったのがTGAさん案の中央アルプス北部。

中央アルプスと言えば。。。

つい3週間前。
とにかく長かった・・・その分、思い出が深い「宝剣岳ー空木岳」縦走を思い出します。
この3週間でどれほど山の姿が変わっているのか、経験浅い私にとっては興味深く、楽しみであります。

■管ノ平→■しらび平行きのバスの始発は前回と同じく5時15分発と思い込んでいましたが。。。

日の出が遅くなったからなのか、始発は5時45分に変更となっていました。
下調べミスは反省点であり、しょっぱなから、たった数日の違いの重みを感じます。

ぎゅうぎゅう詰めのバス・ロープウェイを経て、ようやく千畳敷に到着。

極楽平から三ノ沢分岐へ向かいます。

三ノ沢分岐にて荷物デポ。

テントに荷物をデポしたことはありましたが草むらに荷物を放置。。。。は初体験です。
TGAさん曰く、「山頂往復をする際には、よくする事だよ~」
確かに同じ所に戻ってくるなら、わざわざ重い荷物を担がず置いていったほうが効率的ですし
今までにも放置されている荷物達を見かけたこともあります。

■山好きには悪い人がいないのか。

■はたまた重すぎるから?
■汗まみれの荷物は不要。。。

何にせよ山の中では盗まれないようなので、この技、これからおおいに活用しよう、と思いました。

 

荷物が軽くなり、軽快に三ノ沢岳へ向け、出発。

千畳敷の賑やかさからは想像ができないほど、ここからは静かで穏やかな秋山歩きの始まりです。
「金剛山登山」もうすぐ700回のITNさん。さすがです。
とにかく早い。あっという間に姿が見えなくなってしまいました。。。
三ノ沢岳に向けて各自のペースで思う存分、秋の空気を楽しみます。
三ノ沢と呼ばれるだけあってところどころに枯れた沢跡(=岩ゴロゴロ
遥か彼方には檜尾岳、空木岳方面
「この間はあそこから三ノ沢岳を眺めていたなぁ」
「ここから見ると檜尾岳はこんな風に見えるのかぁ」
「息切らせながら歩いていた私たちを三ノ沢岳は見てたのかなぁ。そんなわけ無いか」など
いろいろ考え出すと面白い。

「陰が岩と同じ形にゴツゴツしている!!面白いね~」TGAさんの呟き

三ノ沢岳 到着。

何故なのでしょうか。

三ノ沢岳山頂からの見晴らしは今までの何十倍にも増して見えた美しさでした。

名残惜しくも三ノ沢分岐へ戻ります。

逆方向から見ると先ほどの光景とはまた違い、別の場所に来たような気がしました。

三ノ沢分岐から宝剣岳へ。

前回と違う点。けっこうな強風が吹き荒れてます。
身体は煽られ、恐怖心はさらに煽られ、無風時との難易度の違いを体験できたのは良い経験となりました。

強風でスリリングな宝剣岳を突破し、中岳、そして駒ケ岳頂上山荘のテント場。

テントを張って、いざ駒ケ岳へ。

昨年Bチームで初めて挑戦した雪山。

それが駒ケ岳です。
銀嶺の世界の魅力を教えてくれた駒ケ岳にまた行けることに心躍ります。
また無雪期と雪の駒ケ岳の違いを味わう、というのも今回の目的の一つでもあります。

駒ケ岳山頂。

雪化粧の時とは全く別の山でした。
三ノ沢岳、 ここから見ても壮麗です。

360度に広がる山々。

ITNさんと「あの山は~、こういう山で~。」「あそこに行くには~日必要」など楽しい山話がつきません。

絶景をいつまでも眺めていたいのですが今日は16時前にはテントに戻らなければなりません。

なぜならば16時からラジオ天気図が始まるからです。
TGAさんのご厚意で天気図用紙を全員分、ご準備頂いたので勉強に励みます。

 

今回はスケジュールに余裕があるので

ボッカトレーニングという名目で皆さん、美味しいものをたくさん担いでます。
注目は
「ITN農園の無農薬・愛情たっぷりお野菜」にTGAさん担当の「生のお豆腐」
こんな贅沢品が山の上で食べられるなんて。記念すべき今年初のお鍋は豪華なカレー鍋でした。
明日は駒ケ岳からご来光を見る予定をたて就寝。

 

■4:00起床 駒ケ岳へ向け出発し、4:30 駒ケ岳 到着

真っ暗闇です。

1名のご来光撮影の方が陣取ってらっしゃる以外、誰もいません。
どうも早すぎました。

 

そしてここからが今回最大の試練。ご来光までの極寒の1時間半が始まります。

 

岩壁で何とか風を避け、ひたすらご来光を待ちます。寒い。。。

 

空を見上げるとプラネタリウム以上に満点の星が輝いていました。
人口ではなく、本物の満点の星、流れ星を味わえるなら極寒耐えは修行以上の価値があるというものです。

 

5:54分頃 ご来光。

ご来光を堪能した後は、テント場へ戻り、朝食&撤収。

 

大混雑の木曽乗越を過ぎ、伊那前岳へ。

ここから先は私たち以外には誰もいなくなりました。
「ここから見る、宝剣岳、檜尾岳、空木岳はまた違った表情だね」と3人でしみじみ。

なんという気持ちが良いルートなのでしょう。

まるで楽園に来たような気分になりました。
「こんなに歩きやすくて、気持ちが良い道は無い!!」と特にITNさんルンルンご満悦♪♪
またしてもあっという間にお姿が見えなくなり。
跳ねるように歩くとはああいう歩き方のことだな、と思いました。

 

 

伊那前岳 山頂
どこまでもどこまでも居心地がよい稜線が続きました。

 

今回は同じ山をいろいろな方向から見ることで、少しではありますがその表情の違いを体験でき

「何百回通っても、毎回違う楽しみがある」というのは本当なのだろう、と感じました。

「どこに行くか」

初日の夕食前にTGAさんがご提案された理由があらためて話題にあがりました。

■興味がありながらまだ足を踏み入れていない

■昨年、Bチームで駒ケ岳に行った際に「美しい」と雪化粧の三ノ沢岳を見て騒ぐメンバーがたくさんいたから、

ということでした。

メンバーが三ノ沢岳に感動していた、というのは何故か全く記憶が無いのですが。。。

TGAさんはそんな所まで考えてくれていたのか、とあらためて尊敬します。

 

その流れから、たまたまお二人に打ち明けたこと

それは昨年、駒ケ岳に行って以来、忘れられず、でも名前がわからず、想い馳せる山があることです。
携帯の待受にしている写真を見て頂いたところ
「今、登ってきた三ノ沢岳だよ」とあんまりにもあっさり判明したのでした。

ここにいたのですね。

「登った直後に判明したということが余計に感動的だね」とお二人が笑いながらおっしゃっていた通り

あんなに想い焦がれていた山に3週間前、そして今日、既に出逢えていたこと

そしてテントの外に出れば、またすぐに三ノ沢岳に会えること

なんと劇的であります。じわりじわり、と表現出来ない1年間の想いがこみ上げてきて止まりません。

そんなに想っていながら、言われるまで気付かない鈍感さが間抜けではありますが。。。

 

中央アルプスに行けば、三ノ沢岳を見る可能性は高く、何でもないこと、とも言えます。

でも、それでは味気ない。。。
多くの人にとってはちっぽけなことでも
誰かにとっては大きくて素敵な偶然がいくつも繋がった、
そんな巡り合わせがあるかもしれない、と感じました。

 

TGAさん、ITNさん、前回ご一緒頂いたEMRさん

皆様とのご縁に感謝致します。
そして、また中央アルプスに行きましょう!!

 

【行動記録】

■1日目
7:30 千畳敷発 → 8:10 極楽平 → 8:20 三ノ沢分岐
→9:50 三ノ沢岳 (ITNさん 9:30着) →11:20 三ノ沢分岐から宝剣岳方面
→12:45 中岳 → 13:00 駒ケ岳頂上山荘テント場
→14:15 テント場発 → 14:30 駒ケ岳
■2日目
4:20 テント場発 → 4:35 駒ケ岳 → 6:15 テント場着 →7:20 出発
→7:45 木曽乗越 → 8:15 伊那前岳 → 10:15 うどん屋峠
→ 10:55 蛇原登山口 → 11:40 北御所登山口