山行期間 | 2013年10月13日~10月14日 |
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メンバー | ARK、OSM |
山行地域 | 南アルプス |
山行スタイル | 縦走 |
Bチームの時に甲斐駒ケ岳で見ていつか登ってみたいと思っていた鋸岳に行ってきました。ルートもはっきりしているし標布もあるのでルートファインディングに苦労するということはありません(しかし標布がない所が厄介です)。また、しっかりした鎖もあるので、メンバーによってはロープを使うことなく行けると思います。ただ、ガレ場が至る所にありそれが厄介です。私達は確認していませんが、この時期水場は枯れてほとんど出ていないそうです。
角兵衛沢の出会い
大岩。水は出ていなかった。落石注意のため、ここでヘルメットを装着。
角兵衛沢のガレ場。ほんとまいった。
稜線で見えた仙丈ケ岳と八ヶ岳。
鋸岳の第1高点
甲斐駒ケ岳への稜線。
小ギャップに下りて行く鎖。足を滑らせると振られます。腕力のない人は懸垂で下りたほうが無難かも。
登っていく鎖。写真は別パーティが下りてきています。このパーティのリーダーが鋸の経験者で、鎖をそのまま上がってしまうと結構厄介なので、写真に写っているように途中で左に行くといいとアドバイスをいただきました。このパーティはメンバーに不安があるので、登りはロープで確保していました。
第1高点
鹿の窓。ここは鎖によって落石が避けれないと思います。大声を出して下に人がいないことを確認して下りて行きました。腕力がいります。
第2高点に向かうルンゼのガレ場。ここは結構ルートを探しました。ルンゼの下から登ってきているパーティを発見。よくこんな危険なところに行っているなと驚きました。声を掛け合ってお互いにルートを確認。そのパーティは第2高点から標布に従って下りてきてしまったそうで、途中にトラバースするところがあるので、その方が安全とのアドバイスをいただきました。
第2高点からみた第1高点と甲斐駒ケ岳。
中ノ川乗越へ下りるガレ場。ここも結構厄介です。
中ノ川乗越。
甲斐駒ケ岳。中ノ川乗越から甲斐駒ケ岳は普通の縦走路です。
鋸岳と北岳、富士山。オベリスクも写っています。
冬合宿も鋸岳に行く予定なので、良い偵察にもなりました。雪が多いとラッセルが大変そうです。
行動記録
10/13 6:10戸台大橋の駐車場→8:00角兵衛沢出合→11:20稜線→11:45鋸岳第1高点→13:30第2高点→14:10中ノ川乗越
10/14 5:50出発→6:10鳥帽子岳の分岐→6:35六合目の小屋→8:10甲斐駒ケ岳→9:25駒津峰→11:00北沢峠