| 山行期間 | 2025,11,21夜〜24 |
|---|---|
| メンバー | NGS, MTU, DOIS, HJR, DOIA |
| 山行地域 | 北アルプス 立山連峰 |
| 山行スタイル | 積雪期アルパイン、縦走 |

立山へ冬合宿に向けてのトレーニングに行ってきました。
11/22(土) 【龍王岳東尾根】
始発8時40分。
ケーブルカーが整備工事のため、立山駅から室堂まで直行バス。乗り換えなしのストレスフリー。
また前日の降雪による除雪作業で遅れるかもと懸念していたが定刻通りに発車。
室堂で不要な物をデポ。アタック装備で出発。なんだかんだで時刻は10時半。かなり時間を食った。
一ノ越に着いたのは12時。
行程を考えると東尾根末端から取り付くのは時間が…トラバース気味に極力下りすぎない様にⅠ峰手前から取り付いた。
Ⅲ峰手前(?)の岩を乗っ越す場面で念の為ロープを出した。ビレイ支点はカム1番と2番でとった。15mほど登り、ピナクルで終了点。
そのあとは雪稜をダブルアックスで登り龍王岳頂上。
一番に上がったMTUさんがうぉーっと雄叫びを上げている。何事かと急いで登りきると、そこには絶景が広がっていた。
雲海が一面に広がり、雪を被った峰々がポッコリ浮かんでいる。
青空とのコントラストがとても美しかった。
室堂に戻り、デポした荷物をピックアップ。水をプラティパス2リットル、ナルゲンボトルに満タンに入れて泊地の雷鳥沢キャンプ場に向けて出発。
途中、やはりヘッデンになった。
テントを幕営し、夕食の準備。今夜はキムチ味噌鍋。お腹ペコペコだったのでガツガツと食べまくった。
寝る前のトイレは携帯トイレ使用。
11/23(日) 【雄山〜富士ノ折立】
昨夜のキムチ鍋の残りにご飯と卵を入れて雑炊。あったまるー。
準備を素早く済ませ雷鳥荘へ。トイレをお借りしてホッ。
再度準備を整え、雄山へ。昨日に続き、足が重くて辛い。高山病なのか体力不足なのか…たぶん体力不足。
標高を上げるにつれ昨日と同様、風が強くなってきた。雄山頂上手前からは時折り吹く突風に負けじと足を踏ん張った。
建物の下に入り休憩。
取り敢えず、大走り分岐まで行くことにする。雄山を越えると先程までの風が少し治ってきたが、ピッケルを持つ右手がとても冷たかった。久しぶりの感覚。グー、パー、グー、パー。
大汝休憩所も雪に埋もれている。出発前の火曜日から金曜日までの降雪が85cmあった。累計で150cm。
当然ながらスキーヤーやボーダーが多く、初日にはつるんとしていた山肌は今となってはシュプールだらけ。颯爽と滑る姿はとてもカッコ良し。サングラス姿もやはりカッコ良し。
富士ノ折立を越えて大走り分岐に到着。時間は12時前。
まだ時間は早いがこのあとのお楽しみのため、大走りから下山することにした。
13時雷鳥沢キャンプ場着。暖かいので外で宴会開始。
各々持参したお酒で乾杯!!私は専らビール派です。
本日はNGS鍋。豚の角煮が入るラーメン鍋。めちゃくちゃ旨し。ご馳走様でした。
お腹いっぱいのあとは本日のメインイベント雷鳥荘の温泉!大窓からは大日岳が一望できる。眺め、泉質共に素晴らしい温泉。ポカポカじゃ。
喫茶室でコーヒーを飲んでまったり。たまにはこういう山行も良し。
テントに戻りポカポカのうちにシュラフに潜り込んだ。
11/24 【雪上訓練】
朝食はMTUさん特製麻婆麩。
麻婆のピリ辛味が食欲増し増しで良し。朝からおかわりもいけたくらい。ご馳走様でした。
テントを必死で片付け本日も雷鳥荘へ。またまたトイレをお借りする。ありがたや。
朝の雷鳥荘までの歩き13分が今回の山行の核心と言っても過言ではない。
雷鳥荘を越えた斜面で雪上訓練。
ビーコン捜索、肩がらみなど一通りして室堂へ。
空を見上げるとどんよりした雲が広がっている。今日から下り坂予報。
運良く土曜日、日曜日と2日間はとても良い天気だった。
冬合宿に向けて良いトレーニングになったと思います。
あとは歩荷しなきゃ…