山行期間 | 2023年9月17〜18日 |
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メンバー | SUM, NGS, TKH, YSD, DOIA, DOIS |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | バリエーション縦走 |
夏山のバリエーション縦走で穂高コブ尾根に行って来た。
朝5時過ぎに上高地バスターミナルを出発して、7時過ぎに岳沢小屋に到着。
近年の温暖化や今年の猛暑で北アルプスの雪渓の消失は早く、岳沢小屋でも水不足のようだ。
その貴重な水をいただきコブ尾根へ向けて出発する。
まずは2400m辺りまでコブ沢を詰めて行き2450辺りからは右俣を詰める。
2680mで尾根上に出る。
ここは2人用テントなら、なんとか張れるくらいのスペースがある。
ここからコブ尾根を奥穂高岳南西稜のコブ尾根の頭を目指す。
途中の2900m手間にあるコブ岩からは懸垂下降でおりる。
残置スリングの下降支点がいくつかあり、我々は一番下の支点から30mロープを2本つなぎ下降した。
コブ尾根の頭へ乗っ越せば後は奥穂高山頂を経由してキャンプ地の穂高岳山荘を目指すだけだ。
テン場は連休ともあり混雑していたが、なんとか3組に分かれてツェルト3張りを張ることが出来た。
そこかしこと張り綱が張り巡らされているので移動の際はぬき足さし足にならねばならない。
翌朝は4時半に出発して吊り尾根で紀美子平、重太郎新道で岳沢小屋へ下り、昼前に上高地へと帰って来た。
今年は連日猛暑が続き山行当日も天気良く非常に暑く体力を消耗した。
今回のようなバリエーション縦走のコースで気をつけたい事項は、ルートファインディング、落石、ビバーク地でのスペースと水の確保、メンバー全体での歩行ペース等を思った。
安全に楽しい山行にするためにも、これらの基本的な事項に気をつけたい。
行動記録
初日
上高地バスターミナル 5:10
岳沢小屋 7:10
コブ尾根の頭 15:00
穂高岳頂上 16:15
穂高岳山荘 17:00
2日目
穂高岳山荘 4:40
穂高岳頂上 5:15
紀美子平 7:15
岳沢小屋 9:10
上高地バスターミナル 11:30