山行期間 | 5月3日〜5月5日 |
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メンバー | DOIS DOIA SUM TKH MTM YSD |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | アルパインクライミング |
2023年GWの春合宿は明神岳東稜。
予めタクシーを予約していたのでスムーズに上高地に到着。
明神館を過ぎた所を左に入り取り着きます。
ガレ場を登っていきますが行き過ぎた様でいきなりの薮漕ぎになる。うっすら踏み跡がある樹林帯に戻る。
樹林帯を抜けると次はひょうたん池を目指す。雪渓のトラバースでアイゼンを着けた。ひょうたん池迄の登りが地味につかれる。ひょうたん池は残雪で覆われていた。さぁここからが本格的なバリエーションになる。気合いが入ります。岩と薮のmixで歩き難い。登山靴では登り難い岩場もあって難しく感じる場面が何度かあった。少し残業になりやっとこさラクダのコルに到着。雪を掘ってテントが滑らない様に安全対策した。
さぁいよいよ2日目は核心部のバッドレスだ。
アイゼンを細かい岩の切れ目に入れて登るがなかなか登れない。先行で登ったDIAリーダーは流石だった。リードで登るのは怖かったと思う。技術的にもまだまだな自分だと思った。帰って又練習に励もう。
確保したりコンテで登ったりして進んでいくがなかなか思った様に進まない。誰もがそう感じていたかも知れない。
遂に明神岳主峰に着いた!かなり疲れていたが終わりが少し見
えてホッとした瞬間でもあった。
ここからは懸垂下降一回して奧明神沢のコルへ。第二の核心部でもある。数日前に悲しい事故があったばかりの奥明神沢なので神経を集中させて下る。安全を取ってバックステップで全員
降りた。途中で大きな落石があり非常に危険だったが、当たらなくて良かった.当たっていたら命はなかっただろう。
総合的に落石で緊張する山行となった。浮石が多くグラグラする岩ばかりで怖かった。もう少しパワーアップして又チャレンジしたい明神岳東稜になった。
リーダー、一緒に登った皆さんありがとうございました。