山行期間 | 2021/12/17夜発〜18 |
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メンバー | AB、TGA、DI-S |
山行地域 | 野谷荘司山〜三方岩岳 |
山行スタイル | 雪山縦走 |
一昨年の例会で途中敗退した同じコースを計画。その時DI-SはまだBチームで雪深い野谷荘司山の脛から膝までのラッセルに苦戦したのでした。
今回も出発日の12/17は日本列島各地が大雪となりました。
東海北陸道は白川郷ICから先が通行止めとの情報でしたのでとりあえず行くことに。
不安はありましたが今回は大先輩のAB、TG両氏が同行なので大船に乗った気分です。
しかし東名阪道御在所SAまで来ると高鷲ICから先は通行止めとの新たな情報でした。
ここで少し心が折れそうになりましたが、グッと我慢して高鷲からは下道で白川郷へ行くことにしました。
下道の国道158号線は除雪車はまだ稼働しておらずその日に降り積もった雪が轍となりほぼ片道車線の状態でした。
それでも何とか白川郷の道の駅まで辿り着き仮眠をとりました。
道の駅から登山口の白川郷自然學校まで約5kmの道が除雪されているのか不安でしたが、5時起き6時出発が幸いしちょうど除雪が済んだ直後でした。
白川郷自然學校の辺りは一面雪で駐車場がよく分かりませんでしたが幸いパーキングの看板を見つけ駐車する事が出来ました。
この雪ですので駐車場には我々の車しかありません。
車を降りた一歩目からラッセルスタートになりました。
バージンスノーを踏みしめて雪山の世界へ没入の始まりです。
お墓?石碑のある登山口から更に雪は深まり腿から腰あたりのラッセルとなってゆきました。
平均年齢は60才くらいのホボ還暦パーティの三人ですが、朽ち果てるにはまだまだ早い。
新雪のパウダースノーに戯れているとアウターシェルに着いた雪がハラハラと落ちるように日頃俗世で積もった心の垢が剥がれ落ちてゆく気がします。
この日も翌日も雪予報で下山した時に車が雪に埋もれて脱出不能では帰阪出来ないなという事でその日のうちに下山し帰阪する事にしました。
1200mまで登り自分達のトレースを辿り下山。
7:30 登山開始
12:40 1200m最終地点
14:30 登山口下山
下山後は近くの白川郷の湯に立ち寄り入浴。
滑りのある独特な良い温泉だと思いました。
冬合宿の北岳池山尾根行には不足なトレーニングとはなりましたが、ホボ還暦達の笑顔のある素敵な山行でした。
DI-S記