山行期間 | 2021年10月30日 |
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メンバー | OSM, OKD, SMD |
山行地域 | 越百山から南駒ヶ岳 |
山行スタイル | 縦走 |
沢登のシーズンも終わり久々の縦走山行に行ってきました。中央アルプス越百(こすも)山。初めて名前を聞いた時はハイカラな名前に我が耳を疑ったが漢字を見て納得。
越百山から南駒ヶ岳のピークを経て北沢尾根の適地で1泊し周回する予定だったが、朝の凍結が怖いのと日帰りでも行ける距離との判断で日帰りで行くことに。
以前は登山口まで車で行けたようだが道路が崩壊している為車両通行禁止に。伊奈川ダムに駐車して登山口まで30分歩く。往復60分はちょっと長い。
紅葉が見れるか楽しみにしていたが、紅葉する木が余りないのか時期が早かったのかそれほど望めず。
小ぢんまりと可愛らしいCOSMO HOUSEこと越百小屋。ポカポカ陽気で気持ち良く休憩。
天気はすこぶる快晴で、富士山、御嶽山、乗鞍岳が綺麗に見渡せた。去年は天候に恵まれない山行が多かったが気持ちいい!
中央アルプスと相性の良いOSMリーダーに感謝です。
越百山から仙涯嶺へ向かうにつれ雪が増えてくる。登りの傾斜も強く岩場になり今までと雰囲気が一変する。
息を切らせながら南駒ヶ岳到着。思っていたより雪がありゲーターがなかったので靴の中に雪を入れてしまい濡らしてしまう。
見事な雲海で雪と相まって壮大な景色。
南駒ヶ岳からの下りの岩稜帯が今回一番神経を使った。大きな岩と岩の間の隙間に落ちたら大怪我では済まないかもしれないのだが、雪で足場の状況が見えないのだ。先行のソロ登山者の方の踏み跡が有難かった。
今回は日帰りになったが北沢尾根上でビバーク好適地を自分なりに探しながら歩いていたがなかなか無く、唯一と思える場所もあまり快適とは言えず厳しそう。
最後はヘッドランプを点けて無事下山したが13.5時間行動と歩き応えのある山行でした。
気温も高くなく水を余り飲んでいなかったが、しっかり汗はかいていたので脱水状態で頭痛がしたのが反省点。
3人とも終始シャツ1枚で行動していても寒さを感じていなかったが、下山後の営業している温泉探しに四苦八苦している時に体が冷え切ってしまい、湯船に浸かると最高に気持ちよかった。
行動記録
5:35伊奈川ダム駐車地→6:05登山口→9:40越百小屋→10:35越百山→12:00仙涯嶺→13:50南駒ヶ岳→15:50北沢尾根三角点→18:50登山口→19:15伊奈川ダム駐車地