山行期間 | 2020年9月20日(夜)~9月22日 |
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メンバー | OSM、TKH、OKD |
山行地域 | 大峰山脈 |
山行スタイル | ピークハント |
一般登山道としては関西屈指の難コースと言われるルートに行ってきました。
4時35分、出発。みたらい渓谷沿いの車道を歩き、熊渡に到着。林道を歩きカナビキ尾根との分岐を双門ルートに進みます。水の無い河原歩きが続いて、ようやく渓谷らしい様相が。
ここからは、やたらと滑りやすい岩場を慎重に通過します。巻いたり渡渉したりを繰り返し、一ノ滝に到着。
吊り橋を渡り、新しいピンクのテープに導かれ進むと左右に分かれた谷筋の分岐に到着。左右とも通常装備で進める様な谷筋ではありません。テープに導かれて他のパーティーも次々にやってきます。引き返すと左に登山道を発見。なぜ、あんな位置にピンクのテープがあったのか?
この後も通常ルート以外にピンクのテープが散在していて、何度も引き返したり時間のかかる個所を通過したりの繰り返し。予想以上に時間がかかったものの、仙人嵓のテラスに到着。ここから見えるのが「日本の滝100選」双門の滝です。ここで先に出発したパーティーが後から到着。やはりテープに沿って進みルートから外れてしまったとの事。
長い高巻きを終えて双門の滝の上に降ります。ここからは渡渉と巻きの繰り返し。水量によってルートを考える必要があります。更に左岸が大崩壊!!通常のルートが途切れています。
時間は14時30分、狼平まで1時間程度。ここで先頭を進んでいたOKDが痛恨のミス!!沢の分岐、屈曲した右に進むべきところをピンクのテープに導かれ直進(「いつもの沢登りの時は必ず地形図を見て確認するんですよ!!」と言い訳しておきます)。30分も進んだところで「何かおかしい」と感じて引き返す事に。
このミスで1時間のロス、これは沢の中でビバークかな?と相談しつつテープのところまで戻ってくると、続々と他のパーティーが集まってきます。意味不明なテープとルートファインディングで苦労したとの事でした。
ここから1時間程度、濡れたブランブランの鉄梯子(荷揚げのロープ貸してくれたパーティーありがとうございました!!)を超えて、鎖を頼りに鉄の杭を渡り、16時30分、狼平に到着です。充実の12時間行動となりました(予定では7時間程度)。しかしこのルート、双門の滝以降は沢装備の方が早いのでは?
翌日は八経ヶ岳のピークを踏み、栃尾辻経由で下山。下山では2度の素敵な出会いがありました。
第一弾 親子シカ
近寄っても全く逃げない親と子2匹
第二弾 マムシ
しっぽをフリフリ、飛び掛かってこようとしてました。人懐っこいヤツ。
(行動記録)
9/21 4:35天川村役場→5:30熊渡→6:00カナビキ尾根ルートの分岐→10:30双門の滝→16:30狼平
9/22 4:30狼平→5:15弥山→5:40八経ヶ岳→6:10弥山→7:00狼平→8:20カナビキ尾根分岐→9:00栃尾辻→10:55天川村役場