山行期間 | 2020/8/25 |
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メンバー | TGA, SUM, KSI |
山行地域 | 大峰山系前鬼川 |
山行スタイル | 沢登り |
大峰山系前鬼川へ沢登りに行ってきました。
中でもSUMさんと私、何と二人ともB以来の沢登りです。
ずっと行きたかった前鬼ブルー。
ようやく拝むことができました。
駐車地に一番乗り。気温は21℃。天気はやや晴れ。準備して8時スタート。
久しぶりの沢靴は歩きにくかったですが、浸かる水は気持ちよくて。これならジャブジャブ平泳ぎだっていけるかも~とこの時は期待していました。
しばらく岩ゴロを歩くと、赤茶けた岩盤に走るナメが出てきます。いいね~いいね~!と思ったのもつかの間、滑りそうになる。コケたくないな。歩き方を思い出しながら歩を進めます。時に太腿辺りまで浸かり歩くと気持ちいい。TGAさんは岩をトントンと飛び跳ね進んでいきます。
2段10m滝。おおっ!会いたかった前鬼ブルー!
近くまで行こうとへつっていたら胸まで浸かりいきなり水の冷たさに心臓が踊りだし、SUMさんと二人、ヤバいヤバいと言いながら這い上がりました(笑)
しかし、何と美しい色合い、光景、澄んだ水だろう。まさに心が洗われる非日常の空間そのもの。
大滝の左岸を登ると対岸に渡らねばなりません。ここは滑ったらやばいし怖いのでTGAリーダーにお助け紐をだしてもらい確保していただきました。続くSUMさんも慎重に渡りきります。
ここから先は120mのナメ床ゾーン。思い思い自由に闊歩。さらに進むと大岩が出てくるのですが、『前鬼ソーダ』と言われているある箇所が出てきます。進むにはここを泳いで進むか、左岸を巻くか。先ほどの心臓が踊った冷たさを思い起こすと、行きたいです!とは申せません。で、、誰も行くとは言わない。
さすがに今日はそこまで暑くないから巻きましょ!
本当はもう少し手前から巻けたのですが、巻き出しはちょっといやらしい岩を登ることになりここでお助けロープ出します(SUMさんのフローティングロープ7.5mm×20m使用)。すると巻いた人しか見えない滝が現れました。ここから先、いろんな表情の滝がいくつも見ることが出来て面白かったです。
そして、箱状の廊下を眼下に捕らえ、横たえた滝を渡り、本流を遡上すると水流も落ち着きだして今回の終了地である垢離取場に到着。行者が身を清める場所とか。澄んだ気が流れているように感じて癒される場所でした。
ここの沢水で冷麺、ゆずうどん等食べて小仲坊まで戻りました。
ヒルを数匹見ましたが、誰も被害あわず。
皆様お疲れ様でした。
(KSI記)
記録
(8:00)駐車地スタート~(9:08)2段10m大滝~(10:44)箱状の廊下~(11:26)垢離取場~小仲坊~(13:25)駐車地