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塩見岳20/01/11

山行期間 2020/1/11-1/13
メンバー ABE, SGY, SZK, YSZ, BAN, SOT
山行地域 南アルプス
山行スタイル 積雪期縦走

ゲート手前の空き地に車を停め石でごろごろの地面にテントを張りイタタ!といいながら仮眠。

翌朝は、鳥倉登山口までは林道歩き。時折凍っている箇所があるもののおしゃべりをしながら歩きます。 登山口からしばらくは汗をかくくらい、前半はヤッケなしでも大丈夫。そのうち、アイゼンなしではツルツルとなり木の根をつかみながらなんとはない登山道を這い上がりながら分岐点まで。分岐点でアイゼン装着!その後、三伏峠まではトラバース気味に高度を上げます。 三伏峠小屋以降はトレースが薄くなりズボズボなのでワカンに変更し、登っていきます。本谷山を越えて幕営地とする(したい)予定でしたが本谷山頂上直前の素敵な景色が望める適地で幕営。(すみません、私の体力不足です。)

翌日、アタック装備で塩見岳を目指します。本谷山頂上へは15分程度で一つテントが張られていました。その後下っていくと1時間ほどで樹林帯の幕営適地がありました。次回はここで幕営できるように頑張りたい。権右衛門山は山腹をトラバース気味に通過し、森林限界を抜けるといよいよ塩見岳のメインコース!ずっとワカンできましたが、森林限界を抜けてからすぐにアイゼンが必須になりアイゼン装着。あぶないあぶない、森林限界を抜けたと同時にアイゼン装着をすべきでした。 塩見小屋で登攀装備を装着し塩見岳を目指します。風も強く心が折れそうになりながらも進みます。頂上直下でリーダーがダブルアックスで進んでいった箇所に二番手の私はどうも手も足も出ませんでした。蒼氷、ロープ無。落ちればどこまで落ちるのかわからないくらいの斜面。私の実力では無理!と思い後ろのサブリーダーに「私はここから行けません」宣言をしてしまいました。サブリーダーは「我々の力ではここまでですね」ということでリーダーと相談いただきここで終了。ここから下っていくことになりました。 二泊目は三伏峠小屋にお世話になりました。火をたくたびに天井から結露が垂れて雨が降り荷物も自分も濡れましたが就寝時にツエルトを張るとぽかぽかで本当によく眠れました。

下山後は塩見岳を含む南アルプスを見渡せる温泉、おいしいとんかつ定食を堪能。お土産にりんごを購入し帰阪となりました。厳冬期塩見岳、ぜひリベンジしたいです。 (SZK記)

1/11    6:15 鳥倉冬期ゲート-8:35 鳥倉登山口-10:39 分岐 アイゼン装着-13:00 三伏峠-15:00 2615㍍ 本谷山頂手前テント幕営 1/12 4:55 幕営- 5:11 本谷山- 8:13 塩見小屋-9:40 撤退 -10:40 塩見小屋 – 13:24 本谷山 15:10 三伏小屋 1/13 4:32三伏小屋-5:55分岐-6:50鳥倉登山口-9:20 駐車場