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八ヶ岳 南稜北稜18/12/28

山行期間 12/21~12/24
メンバー TG BN SOT KS
山行地域 八ヶ岳 南稜北稜
山行スタイル アルパインクライミング


今年の2月から行くと決めていた北稜へ南稜と共に行ってきた。
暖冬が続く中で雪があまりないと直前の情報があったので、ただの縦走路になってしまうのかもと危惧しながら始まった山行だった。
船山十字路の駐車場で仮眠。少し寝坊してのスタートとなりました。

立場山からは積雪10センチほど。やはり暖かいと感じる。
見上げれば延々続く急登にテント泊3日分の全装備が圧し掛かって大汗をかく。
開けた場所に出るとそこが青ナギだった。
着いて見たかった阿弥陀南稜全景はガスで見れず、何度も見た写真を脳内に思い起こした。

 

 

P1が目前に現れてテンションが一気にあがる。
が思ってたほどもなくただの縦走路という感じだった。
P2からトラバースを経てP3の取り付きに着く。この頃ようやくガスが抜けて青空が見え、南稜の岩肌のコントラストが映えて何ともかっこいい。
雪質も湿雪から乾いたものになっていた。
ここでロープを出しクライミングの準備をする。先行Pは正面を登るという。
私達はガリーに向かってワイヤーを10メートルほど下ってアンカーを取った。

13:30、TGさんがリードで進む。私がビレイしている場所からはすぐさまTGさんの姿は目視出来なくなったが、
ガリーを流れ落ちてくる雪の量、リズムから登っているのだと想定するしかなかった。
コールは届かない。ロープのテンションで合図と決めていた。残ロープが少なくなり、思っていた以上に登っている様子だった。
セカンドの自分は腰にSOTさんのロープを上げながら(SOTさんの荷物を軽くするため)登っていった。
新雪が多く、ダブルアックスが効く所とグサグサの所がある。岩には氷が張ってる箇所も。
ガバを掘り起こせたが、せっかくだからとダブルアックスを使う。
効けばガツガツ行ける。この感覚が楽しくてたまらない。途中リングボルトが一箇所あったが、さらなる上でピッチを切っていた。

BNさんが登ってくる。
ピッチを切った場所は少し狭く、BNさんには下で足場を作ってもらいTGさんの確保器で仮固定を作りBNさんを確保。
BNさんはボディビレイでSOTさんをビレイした。
TGさんは2Pへと右上、潅木でピッチを切り、あとは直登して雪稜にでた。

 

 

16時。阿弥陀岳へと向かう。この日一番緊張した箇所がここにあった(笑)
阿弥陀岳 山頂16:30。暗くなる前に降りたい。慎重に足早で中岳のコルまで降りると中岳沢にはしっかりしたトレース。
ヘッドランプを点けて行者小屋へ降りることにした。
行者小屋 17:30着
どう見ても2~3人用のテント・・・。間違えてないよね??装備表ではちゃんと4人って記載してた・・。
ギュウギュウ詰め状態で座位が常に猫背なのは辛い。
仕方ない。さっさと食事を済ませ寝てしまおう。ザック等荷物を外に出して被り合うようにして就寝。

 

23日6時起床。
準備を済ませ、中岳沢の途中から右上のトレースを踏んでいく。尾根に出る。
ジャンクションピークらしい場所で先行P1組が懸垂下降で降りて行き、さらに行くとガイドツアーの1組がいた。
彼らを通り過ぎて第1岩稜に着く。左横を巻いていくと、9:23 第2岩稜基部に着くと私達だけだった。

TGさんとBNさんパーティは正面から登ることに。
私とSOTさんは左横を少しあがったクラック気味のルートをつるべで行くことにした。
TGさん・SOTさんリードで同時に登攣開始。
ここもコールは届かない。が、何度もSOTさんと組んでいるせいか、ロープの流れ方から状況に確信が持てる気がした。
こういう感じってすごく大切だなって改めて気付かされた。

岩稜上部ではTGさんが下部、SOTさんが上部でピッチを切っていた。
2ピッチ目はバンド気味を右上、難しくはないけど草付きでアックスの掛かりがあまりよくない。
TGさんから「無理に使わんでもいい。ガバを起こせ」と声を掛けられたが、「すみません、使いたいので使います。」
ってな感じで、岩の小さな箇所に掛けてバランスで登った。

登れば噂のナイフリッジ。
って、短か。

潅木でピッチを切り、登攣終了。阿弥陀岳へはすぐ。

 

阿弥陀岳 山頂11:22
時間も早いので、このまま下山決定。

 

 

★赤岳鉱泉に寄りました(^^)

「皆さん、お元気ですか?
私は元気でやっています」

by 加奈子