山行期間 | 2/22夜発~25 |
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メンバー | MSD.WKMT.BN.KS |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | ピークハント |
今回、蝶ヶ岳に2泊3日で行ってきました。木曜日夜発で三国ヶ丘、天王寺とピックアップしてもらい出発。
道中では緊急道路工事などで2箇所ほど通行止めがあり、少し大回りしながら道の駅上宝へ。
福井から参加のMRJさんもここで合流、2時間ほど仮眠。
平湯の民宿で駐車させてもらい、予約していたタクシーで釜トンネルに向かいました。
今回、初めてご一緒させて頂いたW本さんともに順調に足を進めながら大正池、上高地バスターミナルと人気のない静けさを楽しみます。
後にM会長とW本さんの絶妙な掛け合い漫才で笑いが耐えないとも露知らず。
徳沢まで快適なスノーハイキングが続きますが、長塀尾根の取り付きに入ると急登で結構滑って歩きにくい。
ここでアイゼンを着用。なかなかの急登はさらにきつくなっていきました。
この日の目標は1700~1800M地点の幕営地まででしたが、割とスムーズに高度を上げれたので出来たら2480M地点まで行けないか、
それが無理なら2000~2100M地点で幕営出来そうと地形図とにらめっこ。
結果、2100M手前あたりで幕営しました。
この日のテント生活でW本さんのキャラが炸裂。 M会長の掛け合いがまた絶妙でつぼに入ります。本当にいいコンビ。
その間に女子たち(?)はサプライズの準備・・・
「Happy Birthday!」
これからもよろしくです。
4時起床。準備しているとテント横を歩いていくパーティの足音。
5時37分出発。昨夜の積雪はほとんどないが、静かに雪が降る暗い中トレースの後を進んでいく。
明るくなってきたところでテント横を歩いていたであろう先行パーティに追いついた。ここからは私たちが先行パーティとなったが、そこから先はトレースがない。
ピンクの表布がたくさんあるので迷うことはないと思ったが、地図を見て現在地を確認しながら進む。
長塀尾根のピークを踏むと開かれた場所から見渡してもガスで展望は一切ない。
山頂からの景色は望めないな~とちょっと残念。
樹林帯をさらに進んでいくと森林限界を抜け、目の前に蝶ヶ岳の山頂が見えた。
ここから風で雪が飛ばされた岩と一部氷気味の雪の上を歩く。
あまりの強風に足を滑らせないかと踏み込む足に力が入った。
進めば進むほど強風は増し、山頂を目の前にして耐風姿勢が解除出来ない。
にじり寄るようにしてやっと登頂。BNリーダーが根性の記念写真を撮ってくれて即効下山した。
下りではほんの1~2時間前に歩いたトレースは消えていていて、表布を頼りに下るが行き過ぎて隣の支尾根に入ってしまった。
元道に戻ってからは調子よく下っていき、テントで少し休憩して撤収、徳沢まで降りてこの日の幕営を済ましました。
最終日、明神岳のかっこよさに何度も足を止め、撮影に余念がありません。
名残惜しさを感じながらもバスの時間が押し迫ってきて皆必死!釜トン出口に着いたのはバス着10分前。
皆さん、お疲れ様でした!
そしてありがとうございました。