山行期間 | 2017年6月2日夜~4日 |
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メンバー | SGY, KDA |
山行地域 | 白山周辺の山 |
山行スタイル | 自然観察 |
6月3日(土)
天生峠の駐車場で前泊。
国道360号線が白川郷側からはいまだ通行止めのため高山側からの道行き。
そのためかベストシーズンでも訪れる人はまばらで、静かな山歩きの予感。
外の植物侵入防止の水溜りを踏み、木漏れの歩きやすい道を約10分で天生湿原の入口へ。
あちこちにクマよけの一斗缶がつるされているのを木棒でガンガン音をならしてずんずん歩く。
純白のミズバショウがそこここに咲き乱れている。栄養過多のでっかいサイズではなく楚々とした風情。
リュウキンカの黄色が鮮やかですがすがしい。
カラ谷分岐より植生が変わる。ここから紀平分岐までは大きく3ルートに分かれる。
真ん中のカツラ門を通るルートを選択。ニリンソウとサンカヨウ、エンレイソウ等のお花畑が現れる。
オニゼンマイ(?)が伸びをするようにはてなマークを伸ばしている。
ところどころに雪渓が残っているが、なんなく通過。
木平分岐よりは急坂。途中で楽しみにしていたツバメオモトに出会えた。
何度かアップダウンをくりかえし籾糠山頂上へ。
白山は猿ヶ馬場山に隠されて見えないが、乗鞍岳が遠くに臨めた。
下りの途中で別パーティのKNSさんとやっと会えた。
久しぶりのTKOさん、初めてお会いするSMZさん。
6月4日(日)
ホワイトロードウォーク。
ホワイトロードは石川県白山市と岐阜県白川村を結ぶ有料道路で旧称白山スーパー林道。
開通前の2日間のみ歩行者天国となると知り、さっそく歩いてきました。
普段は一瞬でビュンと通り過ぎてしまう風景をじっくり眺めることができた。
V字の渓谷、碧く透き通った川、道路沿いにはピンク色のタニウツギが咲き乱れ、小さな沢にはモリアオガエルの卵。
見事な滝がいくつもあり、途中で川へ降りて噴泉による足湯も楽しめた。
お花を見つけては足を止め、ゆっくり歩いてきました。
途中敗退もあるかと思っていたのですが、ダブルストックに助けられてなんとか予定の行程を完歩出来ました。
新緑と清々しい風に吹かれて、楽しい山行でした。
みなさん、ご心配をかけましたが、なんとか山に帰ってきましたよ(^^)
(KDA記)