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御在所岳前尾根17/05/24

山行期間 5/16~5/17
メンバー TGA TTH KSI
山行地域 御在所岳前尾根
山行スタイル 岩登り

平日山行で御在所岳の前尾根に行ってきました。

16日、2230三国ヶ丘出発。菰野市・道の駅ふるさと館にて駐車、そこでテントを張って仮眠。

5時起床、朝食後、545分には登山口に駐車、荷分けをして歩き出しました。

天気は晴れ。爽やかな空気が気持ちいいスタートです。

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623分、藤内小屋着、水を確保します。平日で宿泊客もいないのか、誰もいません。そこから約30分ほどでP7の取り付きに到着。少し緊張しながらリーダーの指示に従い準備を始めます。

TTHさんは2度目ですが、私は去年育成の前半クライミングステージ以来の岩でした。後半のステージでマルチピッチが出来なかったので今回がまったく初めてのマルチピッチです。絶対行くぞと願ってた前尾根。ロープワーク、初期動作の手順、確保、予習してきました。関連動画も何度も見て足掛かりの手順等、イメトレはばっちり・・?不安3期待7でいっぱいです。

リーダーからここで色々レクチャーを受けました。中でも人の加重がいかに衝撃を与えるか、リーダーがちょっと落ちた風にしただけで軽く私の身体は飛びます(ここではまだセルフビレイを取っていません)。自身の体で味わうことで怪我をしないための知識や準備がいかに大事か、セルフビレイをとる場所、距離の意味を身をもって知ることが出来ました。

気が引き締まったところで745分、いよいよP7からスタートです。私とTTHさんのロープをアンザイレンしたリーダーが上っていきます。私は2番目に登ることになりました。行けそうで行けない、みたいな壁。とにかく少しずつ登りますが、上手く足が掛けれないところになると、指先の感覚がすぐさま無くなります。下からTさんの声で進むも必死のクリア。ここで不安7期待3

P6を過ぎた頃からでしょうか。岩が楽しめるようになってきました。

風景も遠く見渡せ、暑くもなく、寒くもなく、出会う人も1人の方や、2人組くらいなので私が遅くてもプレッシャーを感じず岩に集中できます。高度感に震えるのでは、と思いましたが全然楽しかったです。

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P3まで来ると、クラックと言うほどかわかりませんが、細い割れ目を登っていくのに両足を突っ込みました。い、痛い・・。痛いけどこれしか登れそうにない。「Kさーん、ここが最後の難所だから」。片方づつ休憩し、痛みを逃しながらなんとか登ることが出来ました。ここで15時。終了です。

ヤグラを目の前にしつつですが、それでもここまで登れた事に感謝です。

ギアを片付け後、3人ともまだ山頂の一等三角点に行ったことが無いと言うので行くことになりました。伊勢湾、琵琶湖と同時に見渡せる景色はなかなか絶景です。

後は裏道で下山。希望荘で汗を流し、美味しい和食のお店で食べて帰阪しました。

リーダーのTGAさん、私のリクエストに賛同してくれたTTHさん、お疲れ様でした。

そしてありがとうございました。