山行期間 | 2015.12.29~12.30 |
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メンバー | SZK、TGA、YMG |
山行地域 | 八ヶ岳 |
山行スタイル | 雪山 |
2014年のBチーム冬合宿の北八ヶ岳縦走は諸事情により高見石小屋から渋の湯へと下山した。
今回はその先の部分を繋ごうということで、渋の湯から天狗岳を目指した。
暖冬のため雪が少ない。
トレースもあり、サクサクと順調に登っていく。
黒百合ヒュッテは既に登山客で賑わっていた。
小屋でテントの手続きをしていると、天狗岳から戻ってきたおじさんが
「上は突風が吹いてて東天狗までは行けたけど、西天狗には行けなかった。突風で眼鏡も凍ってしまったよ」
と、興奮気味に小屋のお姉さんに話していた。
今日は天狗岳アタックは持ち越しかな~とふと頭をよぎる。
しかし、午後からは天候回復の見込み。
1時間程様子を伺い、とりあえず行けるところまで行くことにした。
すると、何ということでしょう!
出発した途端、どんより曇った空から雲の切れ目が広がり、青空が見えてきたではありませんか。
風は強いものの、中山峠を経て難なく東天狗に登頂。
蓼科山から赤岳まで八ヶ岳が全部見渡せる。
西天狗に向かううちに風が弱まった。
と、思ったら、東天狗に戻るうちにまた風が強くなった(;’∀’)
距離的にはそんなに離れてないのに地形によって変わるのだから不思議なものだ。
帰りは天狗の奥庭から黒百合ヒュッテへ。
地図を見る限りではそんなに大変そうではなかったのだが…。
ゴロゴロ岩と樹林×うっすら積雪=落とし穴に落ちる
という方程式が成立。(穴ズボッの方程式)
歩きにくいことこの上ない。
そして、「他人のトレースはあてにならない」という格言も成立。
道に迷ったかと不安に思った頃に黒百合ヒュッテを発見。
いい勉強になりました。
2日目は中山を経て高見石小屋から渋の湯へ下山。
昨年と同ルートを下山したのだが、積雪量が少ないとこうも歩きにくくなるものか。
賽ノ河原はまたしても穴ズボッの方程式が成立。
昨年よりはほんの少し緊張感のある下山となりました。
〈山行記録〉
12月29日(火)
7:00 渋の湯ー9:45~11:00 黒百合ヒュッテー12:30 東天狗岳ー13:00 西天狗岳ー14:35 黒百合ヒュッテ
12月30日(水)
7:15 黒百合ヒュッテー8:40 高見石小屋ー10:20 渋の湯