| 山行期間 | 2025年11月9日 |
|---|---|
| メンバー | SGY, ABE, SZK, AKS, YSD |
| 山行地域 | 蓬莱峡 |
| 山行スタイル | アイゼントレーニング、担荷 |

今回は、蓬莱峡で冬山に向けてのアイゼントレーニングと歩荷でした。
しかし、宝塚駅集合時点ですでに本降りの雨。予報でも一日中しっかり雨。最近のBチームの山行は、雨にたたられ続けています。
バスを降りてから蓬莱峡広場(砂場)まで、やや彷徨いながら到着。早速、アイゼンを装着しピッケルを持ってアイゼントレーニング開始。
フラットフッティングをはじめとする座学で教わった注意事項を再確認して、砂山を歩き回りました。登り、下り、トラバース、斜面の緩急など様々な状況でのアイゼン歩行を繰り返し練習しました。私は足首がやや硬いので少し苦手意識があるので、しっかりとトレーニングできました。

次は、大屏風岩の緩斜面にフィックスロープを張って、通称(?)猿回しのトレーニング。下りではフラットフッティングや重心をしっかり下げることを、登りでは安定したフロントポインティングなどを意識しながら、繰り返し練習しました。なかなか難しい。




そして最後は、歩荷訓練。ザックに石を入れて21kg。久しぶりの歩荷なので、ザックの重さがきつい。冬靴も重い。雨もずっと降っています。気持ちを取り直してスタート。適宜小休憩が入るものの、止まると汗と雨で濡れた体が冷えて寒くなる。黙々と歩いていたが、ハニー農場手前の急登はまあまあきつかった。
ここからの舗装路歩きは、冬靴を履いていることもあり思った以上に足にきました。大谷乗越から六甲縦走路に入り、小さなアップダウンを繰り返していると塩尾寺に到着。ようやく歩荷解除。体が一気に軽くなりました。しばらく歩いて宝塚駅に到着するころに雨は止みました。

一日中、雨が降りしきる悪コンディションの中での長時間にわたる御指導、歩荷トレーニングにお付き合いいただいた先輩方、偶然に歩荷に同行いただいたMTUさん、HJRさん、本当にありがとうございました。
1週間後にも同様のトレーニングが予定されています。これらのトレーニングをしっかり積んで冬合宿に臨みたいと思います。
(AKS記)