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武奈ヶ岳7月 16, 2025

山行期間 2025/7/5夜~7/6
メンバー NGS、DOIS、DOIA、AKS、OOM、KNI、YSD
山行地域 比良山系
山行スタイル ピークハント

第3ステージ夏山の初回の山行は武奈ヶ岳。
前泊で道の駅妹子の郷で仮眠。
サクッと仮眠して明朝早くに出発するんだなと軽い気持ちで考えていたのは大きな間違いだった。
山行はここから始まっている。
7月初旬山間部の夜間とはいえうだる様な暑さ。
そして暴走族のバイクの排気音が度々鳴り響く。
道の駅なので人の出入りも頻繁にある。
テントの中に入り目を瞑り眠りにつこうとするが、ジワジワ汗が滲む。
これは熱中症の危険性もあるなと思いつつ我慢。
熱中症に我慢は禁物というのは当然周知の通りですが、ではどうするべきなのか....。
結局眠りに付けたのは少し涼しくなってきた3時頃。
5時起床なのに、暑さで4時半には目覚める。
デリケートなOOM以外のメンバーは意外と寝ていた様子でしたが。
6時頃に道の駅を出発。
今回のルートは以下。
イン谷口-金糞峠-中峠-ワサビ峠-武奈ヶ岳-イブルギノコバ-北比良峠-カモシカ台-イン谷口
駐車地点のイン谷口からスタート。
ちなみにイン・谷口なのかイン谷・口なのかという話をDOIAさんから伺う。
正解は後者らしいですが、真実か否かは定かではない。
通過地点の名称の由来とかも先に調べておくと面白いかも。
まずは序盤、金糞峠までグッと高度を上げていく。
道がザレていて歩きにくい。
湿度も気温も高く汗だくに。
特に見所の無い樹林帯。
山頂からは琵琶湖が見えるというのを楽しみに歩く。
金糞峠から少し下り、奥ノ深谷から谷筋に入り中峠→ワサビ峠に向かう。
所々、沢伝いの歩きで個人的には好きな雰囲気。
ワサビ峠から稜線に抜けて武奈ヶ岳頂上へ。
ガスってて眺望はイマイチで残念。
霧がかった静寂の中、無数のトンボが舞う。
夏山の空気と静けさは良かったが、琵琶湖ビューが見たかった。
後はひたすら下山。
つま先が痛いな~、長いな~、暑いな~と思いつつ歩く。
途中の八雲ヶ原というテン泊に適してそうな場所は雰囲気が良く印象的。
湿原好きの自分としては気に入りました。
池の中には沢山のアカハライモリが生息。
黒い体がどっかのブランドのロゴみたいでなんだか可愛い。
誰が言ったか、アカハライモリの卵?みたいな物が池沿いの草むらにぶら下がっていたが、帰ってからアカハライモリの卵を検索すると違うっぽい。
カエルの卵なのか?不明。
下山時の見所はそんなところ。
トラブルもなく無事駐車場まで戻りふと気付く。
昨晩はこの登山口辺りでテン泊してたら涼しかったのではないのか?(張れそうな場所は沢山あった。まともなトイレが無いのは問題か。)
ともかく12時少し前に山行を終え、比良とぴあにて汗を流す。
その後、お昼ご飯は近くのobertonというスパイスカレーのお店にて。
googleマップの口コミにあった「サラダの様に消えていくカレー」という言葉が気にかかっていたが問題なく美味でした。
確かにビリヤニみたいなご飯?がさらさら口の中で消えていく。
調べてみるとバスマティライスというものっぽい。
スパイスの効いた本格的なチャイも美味しかったです。

■今回の個人的な反省点
・カシミールで出力した地図に地名等を書き込んでおくべきだった。主要な地点名が分からなかったので、○○で休憩します。とか○○に向かいますと言われても認識できなかった。読図しながらコンパスを見つつ自力で行けたとは思うが、地名が分からなければ看板等を見て現在地の照合等もできないので良くない。初歩的なミス。
・地図を見て事前情報を調べるべきだった。せめて谷筋や尾根筋、上り下りのポイント等をイメージしておけば良かった。単純なルートだとタカをくくっていると道迷いの原因になりそう。
・暑くて食べ物を身体が受け付けない。行動食におにぎりを持ってきていたが、残った。ゼリーは良かった。夏特有の状況を考えて適した行動食を検討する。食べたくないから食べないという選択をするとバテてしまう。汗の量が凄かったので塩分をしっかりとれる様に考える。
・水を常温で持っていったが、保冷水筒に氷を入れてきて水を冷やしつつ飲めば良かったかもしれない。身体が暑く、熱中症の危険性もある。深部体温を下げれる様にしておいた方が良い様な気がする。緑茶を持って行こうとしていたが、やめといて正解??カフェインが入っていると利尿作用があるので脱水になりやすいと見た気がするが、今再度調べてみるとそうでも無さそう??正解が分からなくなっていますが、とりあえず疑わしい不安材料は取り除いておく。(OOM記)