山行期間 | 2015年4月10日(夜)~12日 |
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メンバー | NKT,KTM,TKH,KTF,MTU,UET,MTM,YOD,TKD,MKM,YMG |
山行地域 | 中央アルプス 空木岳 |
山行スタイル | 残雪期登山 |
Mチームになって初めての山行です。本格的な春山も初めて。春山ってどんな感じなのかな?服装は冬山と一緒でいいのかな?色々想像しながら準備をしていざ中央アルプスへ。
入山した4/11は小雨が降り続いていたが、気温は暖かく、汗が止まらない。
林道を抜け徐々に雪がお目見え。夏道が分かるところもあれば、雪に消えている所もあり、読図しながら進む。
実は、Bチームの間はリーダーに頼り切っていて、自分でちゃんと読図をしたことがなかったので、雪道ではどうやってルートファインディングしたらいいのかわからず。ちゃんとやってこなかったことを反省する。
先輩方の力も借りながら先頭も歩かせてもらって、次回からの事前準備の際に押さえておかなければならないポイントを学ぶことができた。
そうこうしているうちに、難所の大地獄に突入。雪は少しあるものの、アイゼンを着けて難なく通過。その次の小地獄の方が地獄度は高かった。足を滑らせたらどこまでも落ちていきそうな斜面をトラバース。ロープを頼りに慎重に通過。かなりの時間を要した。
今までこんなに緊張しながら歩いたことは無いのではないかというくらいの緊張感だった。
1日目は小地獄を越えた所で幕営。
翌日はアタック装備で空木岳を目指す。朝日が昇り、美しい景色を束の間堪能。前日とは打って変わって晴天。2日目も気を抜かずに慎重に歩を進める。「帰りもあの危険な地獄を通過しなあかんのか~」と帰路を考えると憂鬱になりながらもピークを目指すが、小地獄の通過を見越して、駒石の手前で引き返すことに。稜線からみる中央アルプスの山々は美しかった。
天気が良いせいもあってか、度々踏み抜く。帰りの小地獄もドキドキしながら通過。
この日も暖かかったのでよく喉が渇く。池山小屋の水場で美味しい水をたらふく飲んで、最後の一頑張り。
ピークは踏めなかったが、読図や危険な個所の通過方法など盛りだくさん貴重な経験ができた。
いつかまた、リベンジしたいと思う。