山行期間 | 2020年10月24日(夜)~10月25日 |
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メンバー | OSM、OKD |
山行地域 | 台高山脈 |
山行スタイル | 沢登り |
今シーズンも最終(予定)の沢、柏原谷に行ってきました。
柏原谷の出会いを西へ柏原谷に入って、右岸の荒れた林道?を少し進み入渓。入渓してすぐに釜が出てくる。朝の最低気温は5℃。いきなり水に浸かるのは避けたいので左岸巻きするも、いきなり降りられなくなり4~5m懸垂下降で降りる。
巻きと直登を繰り返して標高500mの分岐を右股に進む。話に聞く赤いナメ床を通過、傾斜もかなり緩く快適に楽しめる。標高548mの分岐を左股に進み、8mと10mの滝は左岸巻き。
さらに巻きと直登を繰り返す。一見楽に登れそうな斜滝もかなり滑っている個所が多い。ビビったOKDは先行したOSMさんにロープを出してもらう。テンションが上がって楽しくなってきたOKD、気合のシャワークライミング、水が冷たい・・・というか痛い。
760mの三股(奥の二股)、分岐を右股へ進む。斜滝3段30m。傾斜は緩いが距離は長い、そして滑っている。またもビビったOKDはOSMさんにロープを出してもらう。ここから再び直登と巻きで進む。12m滝を右岸巻きするが、トラバースの傾斜が強く滑りやすい。落ちたら10m以上は垂直に落ちると思われる。木の根とバイルを頼りに突破。
やがて水流もほとんどなくなり、稜線に向けて土の斜面を登る。傾斜が強いルートを選んでしまったようで滑り落ちそうになりながら、1168mピークのすぐ南に詰め上がった。
1168mピークを確認。下山はOKDが先頭を任されることに。今年はルートファインディングをミスしまくって何回も迷惑をかけたので、今回は気合を入れて慎重に読図。東の尾根を進み1040mの分岐を確認してルートを右(南東)に。
840mの分岐を左(東)、地形の起伏が明瞭では無いのでコンパスで良く確認。倒木が多くて歩きにくく不安になる。
750mの分岐を右(南東)に。ここは倒木が多く地形の起伏が少ないので難しい。左(東)の尾根の方が目立つので引き込まれないように注意しながら右の尾根を進む。途中、なぜかプラスチック製の白いポールが立っている。あとは尾根が登山道につながり、一気に下山。
林道が見える位置あたりで登山道を見失う。強引にまっすぐ降りたら、林道の上で切れ落ちている。最後は3m降りるのにロープを出して(笑)林道に降りる事ができた。下山が難しいという情報が多かったが、ほぼノーミスで降りる事が出来た。
シーズン最後の沢。直登、シャワークライミング、懸垂下降、高巻き・・・色々と詰め込まれて、とても楽しめた。夏なら更に泳ぎも楽しめそう。初心者が同行する場合、場所によっては巻き道でロープを出した方が良いかも知れない。
8:10出発→8:25柏原谷の出会い→9:27 500m分岐→9:40 550m分岐→10:03 600m分岐→10:50 760m三股→12:35 1135m稜線→12:43 1168mピーク→14:30林道→14:48駐車地