山行期間 | 2018年12月7日夜~12月9日 |
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メンバー | TYK/AB/UZ/MSD/NGS/KNS/OSM/TRN/UTJ/YSZ/DTE/KWI/YMK/MTD/SMA/FRZ |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | 冬山登山 |
今回の例会は鍬崎山。日本三大霊山の2つ、白山の神と立山の神が、鍬を使って山の高さを競い合ったときに、こぼしたものが鍬崎山になったという昔ばなしのある山。戦国時代には、富山城主の佐々成政が数百万両の軍用金を埋めたという埋蔵金伝説が残る山です。山頂からは剱や奥大日、立山、薬師岳、立山カルデラが一望できるというので楽しみにしていました。
しかし、今年はまだ雪が少なく訓練ができるのか、当日は心配なまま出発。駐車場で仮眠し、起床してから協議となりました。積雪がなければ水が確保できないので泊まれないとのこと。とりあえず、行けるところまで行こうということで出発することになりました。
スキー場につくと少し積雪があったので、まあ、大丈夫でしょうということでそのまま決行です。登山口はそれほど積雪はありませんでしたが、登るにつれて積雪があり、水も十分作れそう。その雪は新雪でさらさら、積雪量もほどよく、慣れないM一年目が先頭にということでしたが、先頭歩きも気持ちよく歩けました。
大品山を過ぎ、テント候補地を探しながら行きますが、出発時間が遅れたこともあり、ピークを踏めそうにはありません。時間切れになり、1700m地点で折り返しました。行きに見つけていたテント場まで戻り、狭い場所にテント設営です。今回初雪山テント泊のメンバーが、竹ペグをコッヘルの中にパッキングしていて取り出すのに時間がかかっていました。使うタイミングでパッキングすることの大切さを改めて確認。夕飯はそばめしとちゃんぽんスープ。ソース味が疲れた体にいいねと好評でした。雪を溶かし水を作って、就寝。
翌日は4時半起床、朝食は鮭雑炊。6時半に出発。昨晩は積雪が結構あったようで、景色が昨日とはかなり変わっていました。
スキー場に戻って、ワカンを装着しての歩行訓練です。ひさびさのワカン装着に時間がかかってしまいました。できる気がしていても、やっぱり一度家で装着練習しないといけないなぁと思いました。
今回は時間切れでピークを踏めませんでしたので、またいつか来て立山の展望を楽しみたいです。
先輩方ご指導、ありがとうございました。
12/7(金) 大阪(夜)発 – 駐車場 2:30
12/8(土) 5:30起床 – 7:30あわすのスキー場出発 – 9:00貯水池 – 13:30約1700m地点で折り返し – テント場着14:30 – 19:00就寝
12/9(日) 4:30起床 – 6:30出発 – 9:00 貯水池 – ワカン装着歩行訓練 - 10:30駐車場 – 帰阪
(YMK記)