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御在所前尾根18/07/31

山行期間 7/21~22
メンバー HND・SGY・NGS・UZ・DT・SOT・KS・・TRD・FJSW・YMKW・KWI
山行スタイル マルチピッチフリークライミング



猛暑の中、御在所山籐内壁前尾根にクライミングに行って来ました。
総勢
12名の4パーティ編成。今回は北岳バットレストレーニングの仕上げでもあります。

私は昨年の春にT先輩に連れて行ってもらった以来であの時と今日の自分がどう成長したのか楽しみで一番に取り付きたくアプローチを足早に進みました。
途中、道を間違えかけましたが、何とか約
1時間ちょっとで駐車場から取り付きに到着。

500 一番乗りに着いたパーティから準備を進め、525SGYパーティ(SOT・KS)がトップで行きます。
「今日は最初から最後まで
2人で登って貰います」というSGYさんの言葉。「どっちがリードする?」まだリード経験の浅い私、ここはSOTさんにお願いします。
私は緊張から手汗が半端なくて液体チョークの効果は無し。案の定手が滑ってテンション。初っ端から気持ちにひびが・・。

その後は難なく登れましたが、ここでは早く切りすぎてしまい1Pのところを2Pで終了。SGYさんから色々指導を受けてコンテでP6に向かいます。
P6・リッジルート SOT→KS。
P5ノーマルルート KS。難しくはなかったのですが、ピンが少ないため練習も兼ねてカムを幾つか使う。
P4凹角ルート  SOT→KS。 カムを使うのが楽しい。
P3   KS→SOT。
1P確保後、他のパーティが私たちの横を抜いていき、2P目確保する姿を目視。リードのSOTさんは彼らのいる2Pを通過したようでロープが出て行きます。「ロープ半分!」の声までは届いてましたが、どんどん出て行き「あと5M!」の声が届いたかは不明。

終了点に着いたであろうトップからビレイ解除の声が聞こえない。こちらからの張り上げる声も届かない。ロープを3度強く引っ張ってみるが反応は返ってこない。こういう時に何か決まった合図が出来ればいいのにとぼやいたら、進んだ時のリスクをSGYさんに教えて頂きます。行くタイミングを図っているとSGYさんがセカンドで行ってくれました。

実際、登ってみるとロープの張り具合で相手がビレイしてくれていると分かりました。SOTさんはホイッスルも鳴らしたそうですが、こちらには全然聞こえませんでした。これが初めての岩だとさらに判断が難しいのでしょう。とてもいい経験になりました。

1000ヤグラ着。 私は初めてのヤグラです。ここはSGYさんにリードをお願いしました。日差しもさらに強くなってきて夏空絶景の中、ヤグラに到着!ようやくこの景色が見れました。すぐ下にはリード中のUZさん、P4~P3あたりにいる後続のメンバーの姿もよく見えました。ここからは懸垂下降して集合場所である藤内小屋まで先に下山です(1330着)。
1時間後には全パーティが集合、無事終了となりました。

各パーティいろいろあったと思いますが、あの猛暑の中、皆様大変お疲れ様でした。
セカンドビレイやその他のロープワークは実践回数をこなすほどロープの流れ方や作業のスムーズさも見えてきて、今まで先輩方が教えてくれていたことの数々がようやく繋がってきた感じがしてとても充実したクライミングでした。CLのHNDさん、SLのSGYさん、NGSさん、UZさん、DTさん、本当にありがとうございました。

 

ロープウエイ乗り場付近で仮眠 300起床―330出発

駐車場(350)…藤内小屋(420)…取り付き(500)…P7スタート(525)…第1パーティヤグラ着(1000)…藤内小屋(1330)全員集合(1430)…帰阪

(KS記)