9月29日、8:45JR道場駅に集合。
まず駅から駐車場まで地形図とコンパスを使用してBチームで道案内をしながら向かう。前回も行ったところではあるが、いざ道案内をするとなると自信がない。これまでなんとなく眺めていた景色だったが、今回はしっかりとルートにある建物を確認しながら目的地へ向かった。少しずつ地形図を見ることに慣れ、楽しい。
9:30下部岩壁に到着。3人ずつのパーティーに分かれ、Bチームはセカンドで登っていく。まずワンピッチ登り、そこから東稜への取り付きまで歩く。その後東稜を登る。東稜に上がると下の景色がよく見え随分上がってきたんだなと思った。見晴らしが良かった。
その後懸垂下降を2回。1回目は短い距離なのでロープを折り返して、2回目はロープを2本繋ぎ懸垂を行った。
13:50下部岩壁に到着。昼食をとる。登っていると時間がたつのが速く、あっという間に時間が過ぎていた。
14:30中央ルンゼに移動。フィックスロープの通過を行う。これまではそれほど勾配がない箇所で練習してきたが、今回は急斜面。プルージックが効いているか確認し登下降する。登りは幾分ましだが、下りが怖い。プルージックが効いていないと下まで落ちてしまう。今回は、プルージックの効きについて大変な注意を払った。また、プルージックコードとロープとの相性についてもとても勉強になった。巻きつけの回数はどのロープでも同じではなく、ロープによって巻きつけ回数を変える必要があることが分かった。何度も繰り返すと効いているかが感覚で分かってきた。落石についてもどのように対処するか実践で学ぶことができた。
16:20終了し下山、駅へ向かった。
クライミング開始時はシステム構築、懸垂下降などただただパニックだったが、最近ようやく落ち着いて手順を確認しながら行えるようになってきた。
手順については間隔をあけると忘れてしまい、それが重大な事故につながる。何度も練習して自分のものにしていきたいと思う。