山行番号 | 5878 |
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山行地域 | 奥美濃・小津権現山 |
山行内容 | |
山行期間 | 2003/02/01(夜) 〜 2003/02/02 |
参加人員 | L杉山 北山 木下 松本 大崎 岡本 |
奥美濃の小津権現山に登りました。標高は1158mと金剛山並みですが、冬期はかなり手ごたえのある山と聞いていた通り、権現山登頂後花房山まで足を伸ばすという当初の計画は時間切れで果たせませんでした。しかし、十分に雪山を堪能することができました。
アクセスは意外に良く名神を使って大阪からは3時間強で行けます。
取り付きは白山神社の鳥居の左を抜けて細い道を上がってゆくと左手に小さな白い札が立っています。雪は最初足首くらい、夏道林道終点から上でふくらはぎまで埋まります。高屋山956mから上部はほぼ膝までと、高度があがるに連れラッセルの負荷が重くなります。高屋山から前衛峰に向けて100mの登り。直後に30mほどのキレットを下り、最後に150mの登り返し。この辺りのラッセルが最もきつく、傾斜が急なためワカンの足が雪を踏み抜いてしまいなかなか前進できません。ラッセル王・北山さんが最後の50mを踏破して12時20分ようやく権現山々頂に着きました。6時30分に取り付いてから何と5時間50分、夏で2時間ほどの山ですから3倍近くかかったことになります。
権現山々頂から北東方向に花房山を見るとなかなか雄大な山容で登攀意欲を掻き立てるものがありましたが、今日は時間的切れ。課題として雪中行動のスピードアップ化が浮かびあがります。年を考えると基礎体力の伸びには限界を感じているので、山スキーをマスターしていつか花房山を狙いたいものだと思いました。
山頂東の稜線から尾根を下り、16時に元の小津地区に下山しました。
(大崎 記)