明星山 P6南壁(フリースピリッツ)
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明星山P6南壁 |
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<山行報告> |
18時、堺東駅に集合。 二週連続というより中3日でのみょうじ。
先週、左岩稜は登れたものの、フリスピは雨で登れず超不完全燃焼のまま帰阪した。
翌日、岡本さんに「来週リベンジしませんか?このまま引き下がれません!」 と言うと
「行きましょう!」 との返事。
そうこなくっちゃ♪
5:30 寺井リードで登攀開始。以後、つるべで登る。
1ピッチ目V: |
草付きを左上する。簡単だけど中間支点なし。 |
取り付きから |
(以後グレード、ルート図はチャレンジ!アルパインクライミングによる) | ||
2ピッチ目W-: | さらに左上。中間支点少ない。 | |
3ピッチ目X+: | 少し右寄りに登っていく。 グレードが高くなると残置支点が増え、ルートも分かりやすくなる。 | |
4ピッチ目W+: | クライムダウンを交えながら右上。 |
5ピッチ目X-: |
ハング下をトラバース。うめぼし岩手前でハンギングビレイ。 ハングを直上していくボルトラダーがあった。(柴田ルートというらしい) |
6ピッチ目X+: | 少し登ってから右へクライムダウン気味にトラバース。残置お助けスリングに興冷め。 |
7ピッチ目X+: | カンテを右に越えていく。 |
8ピッチ目W+: | 岩がもろくなってくる。簡単だが岩をチェックしながら登るので神経を使う。 ビレイ点の右下にラッペルステーションを発見!マニフェストのラインか…。 |
9ピッチ目X: | 最初のピンまでが遠く、バランスも微妙で注意。 先行パーティーがいるとすぐ上の中央バンドからの落石に要注意。 この辺りで奇数ピッチのほうが難しいことに気付く。 |
なんとか残置せずにクライムダウン(本日の核心)して戻ると、岡本さんが
「今思い出したんですけど、私達ルート図のビレイ点よりも一段上のビレイ点にいるんでした。」 ってことは、そのすぐ左に見えるバンドの入り口っぽいのがパノラマバンド? 行ってみると間違いなくパノラマバンドでした。 |
「ほんまに今思い出したんか!?」との言葉を飲み込んで、 「ああ、これが泉州流後輩の鍛え方なんやなぁ」とつぶやく俺。 |
14P目 |
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14ピッチ目X+: | 中間支点豊富で岩も硬くて快適。このピッチはなぜかホイッスルの音も聞こえない。 | |
15ピッチ目 V〜W: |
上へ行かずに左へ行き、テラスに出る。 |
やっとフリースピリッツを登った。達成感というより、安堵感のようなもので心が満たされた。
岡本さんはまだ実感がわかないらしい。
12:30出発。ここから先は先週も通っている。13:50駐車場到着。
高浪の池を見て、道の駅小谷内の温泉(500円)に入ってから高速にのり、SAで寝て翌日に帰阪しました。
去年から目標にし、計画していたフリースピリッツ。
目標を設定し、トレーニング計画を立て実行する。
その山域が初めてなら、まずは入門ルートを登り、概念・アプローチ・下降路を確認する。
ネットや資料でルートを研究し、装備を検討する。
など、ロングルートを登るにあたって当たり前のことを、
経験の浅い僕はフリースピリッツを登ることによって先輩に教えていただき、また学んだように思います。
でもやっぱり、「絶対に登りたい!!という強い気持ち」が一番大事っすね!!
<行動記録>
5/30 (晴) |
展望台駐車場出発(4:45) ⇒ 登攀開始(5:30) ⇒ ⇒ 10ピッチ目終了(8:40) 登攀再開(9:00) ⇒ 登攀終了(11:10) ⇒ ⇒ 下降バンドのテラス着(11:45) 発(12:30) ⇒ 展望台駐車場到着 行動終了(13:50) |
<まとめ>
・やっぱりルートファインディングが重要。 |
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