岩屋谷
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『雄滝』 |
<山行報告>
人は小さな生き物なので とても大きなものには感動してしまいます。
今回の『岩屋谷』は感動の連続!!
要所要所のヘツリ、岩登り、ドロ壁!は
感動のスパイスとなった。
2007年8月18日(土)晴れ
早朝、○○村役場の秘密地下基地?を出発。車は橋の手前に駐車。(2台くらい可能)
6:30頃 入渓 最近の好天続きで水量が心配であったが、杞憂であった。
沢登りの魅力とは?
無作意であるはずの沢(自然)の中に、次々とホールドが道標のように続き、辿るべき道を見つけたときは
自然と笑みがこぼれます。 道が見えないときは、まだ実力が不足しているということだろう。
まあ、道が見えなくたって、仲間とあーだこーだ言いながら自分たちで道を拓くのも楽しい!
最初のポイント「左岸の残地ロープ」は○○山岳会の記録にあるように落ち口が微妙。 続く「泳ぎ・へつり」では泳ぎを回避し、「巨岩帯」でロープを使用。「40mの滝」前で休憩。
今回のメインイベント?の一つ「滝裏くぐり」はザックがあると苦しいらしい(石井談)ので、
右岸から荷上げ。快適なシャワークライミングを満喫。
濡れるのが嫌な人は右岸を直登です。
「美しいナメ」で休憩後、右岸を高巻き、懸垂(10m)で沢に戻る。
岩壁を回り込むと目に飛び込んできたのは
「大CS(チョックストーン)」。
「でかい・・・。」
想像を、CS(チョックストーン)の概念をはるかに越えたCS。 今回一番の感動!!
(写真はあえて載せてません。自分の目で確かめてください。)
さて、ここの巻きですが、右岸スラブを登るまでは良かったが、その上のドロ壁が絶悪で(←個人的に)、
皆はさっさと登っていったが、私は超長のお助けヒモを出してもらった。
巻きの途中から『雌滝』が見えだした。
『雌滝』に到着。 遠目には“ふんわりやさしいレースのカーテン”のような滝。
しかし、なんてったってスケールが大きいので、実際滝下へ行くと“強雨”。
ここを巻くと『雄滝』であるが、巻きに手間取る。(どのルンゼを詰めるのか迷う。結局最初のルンゼが正解で、
残地のロープがあった。)
で、今日は時間切れ、ということで『雄滝』のまん前で幕営。
夜はメニューは"そうめん"。 しかし、サイドメニューがやたら充実。皆のザックからこれでもか!
というぐらい出てきた。
(カレーにハンバーグに惣菜各種、デザートは杏仁豆腐+マンゴープリンに焼き芋・・・。)
普段の活動が粗食なので憂さ晴らし?
本日の疲れに梅酒も手伝って、焚き火で衣類を乾かしていると、いつしか眠ってしまった。
焚き火も沢登りの魅力の一つだろう。
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