5:00 6:08 8:30 10:07 10:50 12:02
起床。 馬場島荘出発。 途中で渡渉があることは覚悟していましたが、 思いのほか 水が冷たく、 水量が多く、しかも荷物が重く、 2回目までは靴も靴下も脱いで 渡りましたが、 3回目からは靴のままズボンもまくらず、 やけくそになって渡 りました。 計4回の渡渉。 雷岩に到着。 そこから右へ小窓尾根に入ってゆく。 小窓尾根乗越 池の谷 二股に到着。 雪渓が切れ目なく続いていたためにことのほか早く到着したが、 テント場が雪に埋まっており、 狭い石の間にツェルトを2張りようやく張れる場所 をみつけ、早々に就寝。
3:00 4:30 4:52 5:45 6:30 9:45 10:38 13:15 15:30 16:22 17:00頃 19:00頃 20:06 20:45
西村・柴田・橋本と角田・石井・湯浅でザイルを組み、 いよいよ剱尾根に入る。 起床 出発 取り付きが不明瞭で、R9まで行き引き返しR10へ取り付く。 アイゼンをつけた まま、いきなりの草付きの急登。 来たことを後悔しはじめる。 これは分不相応で はないのか? 少し開けたところで小休止。 コルEまであと半分ぐらいとのこと。 ルート図では コルEまで30分とあるが、結局3倍近くかかった。 コルE。 コルD?。 コルEとDの間がV峰なのだろうが確認できず。 V級の岩場の取り付きに到着。 5メートルほどのトラバースではじめてザイルを 出す。 アイゼンのまま、左側がすっぱり切れ落ちたところで、 角田さんリードでザ イルを張ってもらい、 ひとりづつビレイしてもらう。 見た目以上に難しくてなかなか 登れず、 必死でふんばり、 ようやく渡りきる。 昨日の渡渉の苦労も忘れるくらい の怖さだった。 そのあと、ハイマツの生い茂る中U峰を超えてようやくコルCへ到着。
5:00 6:45 8:30 17:30 18:25
起床。 くたくたの体をラジオ体操でほぐす。 剱岳頂上に向かって出発、20分で登頂。 とちゅうテント場にちょうどよい場所を 見つけ、そこに荷物をデポすることにする。 このへんで、八つ峰の方角からホー ホイ!が聞こえた。 まぎれもなく杉山さんの声。 昨夜の暗闇のなかと比較してなんと太陽はありがたいことか! 熊の岩到着。 熊の岩まで雪渓はほとんど切れ目なく続いており、楽に到着。 杉山・岡本班のテントをみつけ、すごく嬉しく、そのうえ水が流れていて渇いたのど を潤す。 角田・石井・湯浅班はチンネ登攀の予定だったが、断念。 大変混雑し ているらしい。 六峰フェースも大混雑。 若い大学生のグループもいて、にぎわっていた。 Aフェース2本、Cフェース1本登り、またもや夕刻になってしまった。 大植さん、中野さんに熱いコーヒーとつめたい杏仁豆腐をご馳走になり、 急いで テン場に引き返す。
4:30 5:30 6:45 10:00 13:20
雷鳥にツェルトを蹴られて目が覚める。 角田さんは意気揚々と写真撮影にお 出かけに。 起床。 出発。 頂上を越え、早月尾根を下降する。 早月小屋到着。 春合宿の際には1時間程度で下った道もガレ場やクサリ場が あり、3時間もかかってしまう。 馬場島荘に到着。「試練と憧れ」 の石碑の前で記念撮影をして、夏合宿は無事終了。 本当に充実の山行となりました。 ちょっと分不相応な山行に思えましたが、西村 リーダーのフォローでなんとか終えることができました。 「何年か後にリーダーで来たら?」 という西村さんの言葉に誰も返事しなかったのは言うまでもなく、へとへとへろへろ になっての下山でした。 本当に楽しかったです。 西村リーダー、メンバーの皆様、ありがとうございました。 快晴にも感謝です。