四国の山　山嶺

2005年2月11日
坪佐

　徳島市内より東祖谷山村の名頃までは、観光で有名な大歩危、小歩危、かずら橋を 通り狭い狭い道路を走らせ22時頃に到着する。雪道になる手前でうまく車を止めるス ペースを見つけられた。
　７時頃車の前よりスキーを着け林道を登り始める。天気は薄曇りである。すぐ後に 車が１台到着していた。
４０分くらいで平尾谷登山口に到着し、そこから１００メートルくらいは苦労しなが らもシールで登るが後は担ぐことにした。スキーのシュプール跡もあったので、スキー を持っていく意欲も湧いた。うっすらとスノーシュの踏み跡がありそれをはずさない と雪も締まっているのでつぼ足でも、時折潜ることもあったが比較的あるきやすかっ た。
　痩せ尾根になってスキーをデポしていたら、スノーシュの後続二人がぬかしていっ た。すぐにその二人もアイゼンに履き替え、ザイルを出しているので驚かされる。一 人のアイゼンが簡易アイゼンだったららしい。私も単独でけっこう傾斜もきつかった ので引き返そうかと思案したが、その二人組の夏山の話ではそこを乗越したらあとは 問題ないらしい。慎重にクリアして山嶺小屋に到着し２０分ほどで１２時ピークに到 着できた。残念ながらガスっていて展望は全然ない。
　すぐにとって返した。嫌らしい下りを慎重に抜けたあたりで、例の二人組は引き返 すことにしたらしい。別の単独の人が登ってきて言葉を交わしてすれ違った。下りは スキーに履き替え約１時間半で平尾谷登山口に到着し１４時、車の前までスキーで滑 り降りた。途中２パーティ出会ったが、小屋に泊まるという話であった。

平尾谷登山口	傾斜がきつくなってきた

引き返すか思案する		山嶺小屋

小屋横の池	ピーク

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