少し道に迷うも、ケーブル駅に到着。 誰もいない。(05:30)
そのうち人も増え、06:10のケーブルに乗る。 頂上の駅で準備。
本日の天気はすこぶる良い。
西村−坂口−岡本、中澤−湯浅 組で出発。(06:56)
ミディ南壁、コスミクスバットレスを通り過ぎ、コスミクス山稜へ。
ここでも本日の一番のり。
取り付きから見るとたいしたことなさそう。 西村組は左、中澤組は右側から取り付く。
下部は自由にラインが取れそうだった。
ルートをとおしてピンはあまりないので、岩角のシュリンゲをかける。
長いシュリンゲが有利だ。 岩は硬い花崗岩?ブッシュもなくガッツリ登れる。
登攀準備中、日本語の流暢なクライマーもやってきたので、
追い抜かされてはなるものかと、つるべでザイルを伸ばし、出来るだけコンテで歩く。
が、結局は5パーティーぐらいに抜かされただろうか。
日本語のクライマーには抜かれなかった。
現地のガイドは危ない場所で少し10mぐらいザイルを出し、客を確保。
客がもたつこうものならザイルをグイグイ引っ張る。 こんなのでいいのかと思ってしまう。
ケンスイを終え、ちょっと平坦な場所に到着。
朝は岡本さんからもらったチョコひとかけらだったので、休憩。
前方の壁にかかる残地アブミが、本ルートの核心?
ガイドか夫婦か微妙な二人組みに先行してもらう。
トップはスルッと登っていったが、セカンドのおばちゃんの
体の硬いこと硬いこと。 アブミに足をかけれない。
それはないだろう、と思うも登ってくれないと先に進めないので
もうちょい、などと声援を送る。
おばちゃんはOh my god! を3回ぐらい言いながらようやく登っていった。
ずいぶん待たされた。 ここで西村組とも合流。
そのあとも順調にザイルを伸ばし、観光客のいる展望所へ。
トップをいく中澤さんは注目の的。 北鎌を登って来たのと同じ常態か。
最後、展望所への微妙なハシゴを登り終了。
中澤さんは日本人観光客と記念撮影を頼まれていた。
注目されながら | 頂上展望所にて |
11:38 登攀終了。 我々が登ったあと、山はガスに包まれていった。
最後に5人全員で登れたのが、最高に気分良かった。